<アプライドキネシオロジー>
キネシオロジー(kinesiology)とは、元々「運動学」「運動生理学」という意味で、医学を基礎とした身体の運動、筋肉、生理学を専門的に学ぶ学問です。 1960年代、アメリカのカイロプラクターのジョージ・グッドハート博士は、患者が同じ問題で繰り返し来院することからカイロプラクティックだけでは患者を治療することにどうしても限界があるという事に気付き、筋肉に焦点を当てることを試みました。筋肉には、強い筋肉と弱い筋肉があり、その弱い筋肉が問題で、痛みや身体の不調に関係があると考えました。弱くなった筋肉をどうしたら強く出来るのかという研究を始め、筋肉と臓器と東洋医学の経絡との繋がりを発見したのです。また、筋肉の強い、弱いを判断できる筋肉反射テストも研究し、リンパの反射ポイントや神経血管反射ポイント、背骨やツボを刺激する事で弱い筋肉は強くなり、痛みが取れ、姿勢が良くなったという良い結果をもたらしたことから、この療法は、アプライドキネシオロジー(Applied Kinesiology)として発展しました。
<タッチフォーヘルス>
ジョージ・グッドハート博士の一番弟子だった、カイロプラクターのジョン・シー博士はプロが使うアプライドキネシオロジーを一般の人にも簡単に使えるようにできないかと考え、「タッチフォーヘルス(Touch for Health)」を開発しました。「タッチフォーヘルス」は世界112か国で1000万人以上の人が実践している健康法です。それ以来、いろいろなタイプのキネシオロジーが誕生しており、今では、効果的なエネルギー療法(Energy Medicineエナジーメディスン)として世界中で発達しています。
<アプライドフィジオロジー>
1980年代、リチャード・アット氏は自信の難病により、医者からは長く生きられないと言われていましたが、アプライドキネシオロジーの治療を受けることで回復しました。その後、「全ての部分に全体が含まれる」というホログラムの原理を応用し、アプライドフィジオロジー(AP)というプロフェッショナル向け包括的に活用できるプログラムを開発しました。
<LEAPの開発>
チャールズ・クレブス博士はダイビングの事故により全身不随になり、半身不随まで回復するも医者からは二度と歩けるようにはならないと宣告されてしまいます。しかし、彼は自力で気の流れとリハビリの努力の結果、自力歩行が出来るまで回復します。かなりの心身の不具合がありましたが、それをキネシオロジーによって克服し現役として復帰できるまでになりました。リチャードアット氏の元で弟子となって学び、講師を務めるようになり、その中で脳を総合的に活性化して統合するプログラム「LEAP]を開発しました。